食事の仕方で逆流性食道炎は防げる


逆流性食道炎の原因のひとつとして、「乱れた食生活」が挙げられます。食事は生きるための基本ではありますが、現代人の食事内容はかつて日本人が送ってきた食生活から一変し、肉や油を多用した欧米系の食生活に大きく変化しました。

そもそも日本人の消化器は欧米人と比較して、肉や油に対する処理能力が低く、大量の肉類や油の摂取は激しく胃に負担をかけます

つまり肉や油を迅速に消化する能力が欧米人にくらべ低いのです。欧米人にくらべ消化能力が低いのに、肉や油分の多く含んだ食事を連日満腹に近い状態で続ければ、

当然胃酸の分泌量も増加します

それが結果的に慢性的な胃酸過多を生み、空腹時においても胃酸が止まらなくなるのが乱れた食生活から起因する逆流性食道炎なのです。さらに喫煙習慣や刺激の強いコーヒーやアルコール度数の高いお酒も胃には良くありません。タバコは胃酸の分泌を促進させますし、コーヒーやお酒も胃酸の分泌を促進します。

これらの要素から、空腹時の喫煙やアルコールの摂取はけっして胃に良いものではありません。ではどのような食生活を送れば良いのか?まずタバコは止めてください。タバコは逆流性食道炎の大きな原因でもありますが、それ以前に万病の源でもありますので喫煙される方はこれを機会に禁煙するようにしましょう。

そして食事の仕方にも注意が必要です。毎日の食事量を腹八分目で厳守するようにし、食事内容もご飯やスナック菓子といったでんぷん質をできるだけ控え、繊維質の多い野菜は胸焼けの原因となりますので、できるだけ繊維質の少ない野菜に切り替え、また胃に負担をかける肉類、油分の量は減らし、なによりも

姿勢を正し、よく噛んで食べることが重要です

よく歯医者などで「一口食べ物を口に運ぶたびに30回は噛むようにしましょう」と言われますが、まさしく逆流性食道炎の対処法にもそれは当てはまっており、時間はかかりますがよく噛んで食べると不思議と食後の胸焼けが軽減されます。

逆流性食道炎の人は意外と早食いタイプが多く、ほとんど噛まずに食べ物を飲み込む方がかなりおられます。早食いで食事をすると、しっかり噛み砕かれない状態の食べ物が、塊のまま胃に送られることになり、それを消化するために大量の胃酸を分泌しなくてはなりません。その結果慢性的な胃酸過多が起きるのです。

また食事中の姿勢も重要です。背筋の曲がった猫背の姿勢で食事をしていると内臓に負担をかけ、特に胃に対する負担は非常に大きく食べたものや胃酸の逆流を促進してしまいます。このように、対策のほとんどが食生活や生活習慣の改善を促すものばかりですが、これら食生活や生活習慣の見直しを行うことで、結果的に薬に頼らなくてもある程度の症状の改善が見込めるのです。


逆流性食道炎と食べ物の密接な関係


逆流性食道炎の仕組みは括約筋の弱まりから、出過ぎた胃酸が食道を逆流することで、激しい胸痛や胸焼け、むかつきや咳が起きますが、その原因のひとつとして食習慣からくる、食事方法や食事内容が大きく関係しています。

人の胃は毎日大量の胃酸を分泌していますが、その胃酸の成分は強塩酸が主成分であり大変強い消化酵素。この胃酸が大量に出過ぎることが逆流性食道炎の原因なのであれば、

これを解決しなくては苦しみからは解放されません

ではその苦しみから解放されるポイントとしてどうすればよいのか?

誰もが最初に出来ることとして「毎日の食事内容や食事のとり方を見直す」事が大事です。基本的に胃とは消化に時間がかかりそうな食べ物が胃に流れ込んでくると、その瞬間大量の胃酸を分泌します。

つまりここで胃の中に消化に時間がかかりそうに無いものを入れれば極端に多い胃酸の分泌は免れます。「よく噛むこと」で消化にかかる時間を短縮させることができます。

これは実際に行われた実験結果なのですが、36度で温められたビーカーに片方は炊き立てのご飯と、もう片方にはお粥を入れ塩酸を入れてそのまま3時間放置したとき、いったいどちらのビーカーの中身が早く消化状態になったかの実験を行った時、形状が最も早く消化状態になったのはお粥のほうでした

このようにあまり噛まない状態で消化液をかけた食べ物は、消化に多大な時間を要し、またそのまま横になり寝てしまったりしようものなら、胃の蠕動運動は停止しますから食べ物は胃の中で大量の胃酸まみれになったままそのまま数時間も放置されます

こうなると胃壁は強塩酸によってダメージを受け、やがてポリープなどの原因にもなりかねません。したがって逆流性食道炎を予防する食事方法は

とにかく「よく噛むこと」が大事

で、昔から言いますが、一口30回噛む様にすればかなりの割合で食後の胃の不快感は軽減されるでしょう。

一方食事内容にも注意しなくてはなりません。胃酸が多く分泌していかなくてはならないメニューの代表格はやはり肉です。例えばみんなが大好きな焼肉だと、一回の食事で大量の肉や牛脂が胃の中に送られるうえ、お酒も飲みますから胃と肝臓は一気にフル稼働モードに入ります。

肉はもともと消化に時間がかかる為、胃の中に入ることで仮によく噛んでいたとしても消化しきるまでにはかなりの時間がかかります。しかしそのまま消化が完了することなく、横になり寝てしまったらどうなるか?寝ている間は胃の蠕動運動が停止しますので、横になることで、食べたものが無意識に逆流していきます。そして寝ている間に嘔吐してしまうのです。

逆流性食道炎とは単に胃酸の逆流だけではない、しっかりと消化されなかった食べ物が逆流し無意識に嘔吐することもよくあります。つまり逆流性食道炎の予防の鍵は、

食べ方と食後の過ごし方にあります

よく噛んで食べ、食べた後はすぐに横にならない。また食べるものも消化に時間のかかる肉を多く食べた場合は、野菜も多く食べるようにするなどの食べ方の工夫が必要です。逆流性食道炎の原因の中にはこういった食生活の習慣や食べ方に起因するものが多く、これら食習慣の改善を長期間に渡って行っていくことで、症状の軽減が期待されます。

逆流性食道炎だからって食事制限ダメ


逆流性食道炎になるとどうしても、慢性的な胸やけや吐き気のため食欲が落ちます。人によっては食事を取ることそのものが恐怖に感じる人もいるくらい。だからと言ってゼリー食品のような流動食も受け付けず、それこそ水を飲んでも胸やけするようになると、症状は重症です。

だからといって食事を全くとらないことで問題は解決するのでしょうか?答えは解決しません。実際逆流性食道炎を患っている人ならお分かりかと思いますが、逆流性食道炎は空腹時も満腹時も関係なく激しい胸やけに苛まれます。つまり食事制限してもしなくても、効果はないのです。

だからと言って食事をしても胃酸が上がってきてすぐに吐いてしまったり、少量の食事でも美味しく感じることが出来ず箸を置いてしまいます。ではどうしたら良いのでしょう?まず逆流性食道炎の理屈を知ることが大事です

逆流性食道炎は簡単に言うと、胃で分泌された胃酸が何かの理由で逆流し食道を焼く症状を言います。ではこの逆流する原因は何かというと、過度な腹圧やよく噛まない食事の仕方、そして普段の姿勢と食べてすぐに横になるといった習慣にあります

要するにズボンのベルトを締め過ぎていませんか?また早食いの傾向はありませんか?座っている時猫背になっていませんか?食べてすぐに横になっていませんか?逆流性食道炎の原因の半分くらいはこれらが原因であり、この3つを変える事で症状は格段に緩和できます。

つまり乱れた食生活習慣の改善が逆流性食道炎には重要なのです。まず今できる事として食事の量はこれまでの半分に減らしてください。そして食事中は腹圧をかけすぎないようにズボンのベルトを若干ゆるめる。そして姿勢を正し、ゆっくりとよく噛んで食事してみましょう

これまで5分10分で食事していた人は、20分から30分くらいかけて食事してみてください。食べ終わった時にはきっと顎が疲れているでしょうし、何とも言えない不思議な満腹感があるはずです。これは少しの食べ物を時間かけて食べたことで満腹中枢のリミッターがMAXに達することで、不思議な事にもうこれ以上食べられなくなるのです。

そして食後はすぐに横になってはいけません。逆流性食道炎は確かに薬でも改善できますが、生活習慣の乱れから来るものも多く、もし生活習慣の乱れから逆流性食道炎を患っているのであれば、まず食べない事を止め普通に食事をとるが、その量に気を付ける事。そして食事中の服装と姿勢、そして食事時間を含めた噛む回数に注意することが大事です。

逆流性食道炎症状緩和のポイントは食事回数


逆流性食道炎の症状を緩和させるポイントとして、生活習慣の改善があり、その中でも食習慣の改善が大きなウェイトを占めています。食習慣の改善をするためにはやはり、暴飲暴食はしばらくの間は控えなくてはなりませんが、一日の食事の量は一定でないとスタミナが持たない事もありますし、また肉体労働をされている人であれば、たくさんのエネルギーを摂取しなくてはなりません。

しかしたくさん食べる事は禁止されるのであれば、対策はないのでしょうか?まず、逆流性食道炎の症状は胃酸の逆流です。胃酸は食べ過ぎる事で逆流します。つまり胃の体積と食べたものを比較した時、常に食べたものが少なくなくてはなりません。そうしないと胃の中のものはオーバーフロー状態となり逆流します。そこでそうならない為にも食事の量を減らし、回数を増やしてみましょう

例えば今まで1日3食だった食事の回数を、1日5食にします。そして量は変えず1食当たりの量を減らしていくのです。そうするとこれまでとは違い胃の負担が大きく軽減されます。そして正しい姿勢でよく噛みながらゆっくりと時間をかけ食事をすることで分泌される胃酸の量も大きく減り、食べたものがオーバーフローすることはなくなります

つまり胃というのは食道からぶら下がった袋のようなもので、そこに容量以上の食べ物が流れ込んでくると、胃は膨らみ食道と胃の連結部分に負担がかかります。その負担をかけないようにするために一刻も早い消化が必要でそのために胃酸を分泌させるのです。

ということは食べる量を減らせば胃にかかる負担は軽減され、出過ぎる胃酸もコントロールできます。逆流性食道炎には暴飲暴食はご法度なのです。

今日から作れる逆流性食道炎食べ物レシピ集


逆流性食道炎になった時、それを食事の内容や仕方によって改善することができますが、食事の仕方の工夫、すなわち腹圧をかけないリラックスした服装で食事最中はよく噛み、姿勢を正しながらゆっくり食事をすることで、症状は改善できます。

しかし肝心のメニューについてはどういった素材をセレクトして良いのやら、知識がないと難しいところがあります。では逆流性食道炎の症状を緩和するようなメニューというのはどういった素材で、調理法を意識すればよいのでしょう。まず大前提として「胃に優しい食事を意識する」ことにあります。

胃に優しいと漠然と言われてもわからないかもしれませんので、ここで簡単に説明しますと、刺激物はご法度です。例えば唐辛子やスパイシーな香辛料は胃酸の分泌を促進させます。またお肉も出来るだけ小さく切ったものを出すようにします。お肉は消化するのに非常に長い時間がかかり、また脂肪分が多いため消化液である胃酸を大量に分泌させてしまいます。ですから出来るだけ小さく切り、1食当たりの量も少なめにするようにしましょう。

そして炭水化物も出来るだけ量は少なめにします。特にご飯は炊きたてのご飯ではなくお粥や重湯のように炊き立てのご飯にさらにひと手間加え、少量の胃酸でも胃の中で消化できるように手を加えるようにします。そして全体的な味付けも薄味を意識するようにします。辛い味付けにしてしまうとそれはそれで胃酸が大量に分泌されてしまいますので、全体的に薄い味付けにします。

もう既にお分かり頂けた方もいらっしゃるかもしれませんが、このメニューはまさに病院食のようなメニューです。病院食は胃に負担をかけない理想的なメニューなのです。ですから病院食を少し意識してみてください。

ただ病院食のようなメニューは毎日継続する事が難しく、また日常生活の中では様々なおいしいものの誘惑があります。しかしとりあえず、1か月くらいはこういった食事を続けてみてください。おそらく1週間目くらいで劇的な変化が出てくるはずです

それまで毎日のように満腹時、空腹時問わず激しい胸やけに苛まれていたものが、いつからかスーッとしてきます。そして1か月も続ければ今度は多少体系もスッキリするのではないでしょうか。逆流性食道炎は主に肥満体系の人がなりやすい症状です。原因は食べたいものを食べたいだけ食べる暴飲暴食があるのですが、これらを根本から改善した食事の仕方と食事内容を1か月続ければ必ず良い変化が期待できます。

本当に逆流性食道炎を改善したいと思われている方で、強い意志があれば一度こういった胃に優しいレシピを探して作ってみては如何でしょうか

大根を使った食事で逆流性食道炎の症状緩和


逆流性食道炎を長年患っている人の中には、日々その不快な胸やけを改善する為に、日常生活の中で涙ぐましい工夫をしている人が数多くいます。その中に食事内容の改善に日々取り組む人も多く、彼らは日々胃に優しい食事内容はどのような食事になるのかを日々研究しています。

そして彼らがたどり着いた一つの回答の中に、大根を使った料理があります。大根というとすぐ思いつく料理がおでんや大根おろしといったものになりますが、不思議な事に大根は煮ても、すりおろして食べてもどの方法で食べても胃に優しいことが逆流性食道炎を患っている患者たちの経験からわかってきました

またこの大根が胃に優しいということは科学的にも証明されており、大根の消化酵素ジアスターゼアミラーゼ、また脂肪分解酵素やタンパク質分解酵素が多量に含まれており、これらが胃の消化を助け、消化を促進させる効果があるのです。

実際、逆流性食道炎を患っている人の中にはご飯が大好きで、ついご飯を何倍もお代わりしてしまい、後々不快な胸やけに苦しむ人や、お肉が大好きで焼肉などへ行くとつい食べ過ぎてしまう人など多いのではないでしょうか?

もし食べ過ぎが原因で辛い胸やけに苦しんでいるのであれば一度、大根をつかった料理をお試しください。例えばお肉の上に大根おろしを乗せて食べてみる。または丼ものの上に大根おろしを乗せて食べてみてください。しかも出来るだけたくさんの大根おろしを乗せるようにします

すると仮につい食べ過ぎてしまっても、いつものような胃の不快感や激しい胸やけはないはずです。実際、焼肉屋さんなどに行くとサイドメニューで、カクテキという韓国式の大根キムチがありますが、これはまさに理に叶った食べ物で、焼肉のような脂肪分が多く、胃に負担のかかるものの消化を促進させる効果があります。

また大手ハンバーグチェーンなどでは、オーダーすると必ずハンバーグの横に千切りされた大根サラダが付いてきますし、居酒屋で注文する焼き秋刀魚にも大根おろしが添え合わせで付いてきますがこれも同じ意味があります。

つまり大根には油っこいもの、でんぷん質の多いものの消化を促進させる高い効果があり、実ははるか昔から日本人は大根の消化効果における高い効能を知っていたのかもしれません。もし激しい胃酸過多や逆流性食道炎、そこから派生した激しい胸やけに悩まされているのであれば、一度これらの大根レシピを試してみてはいかがでしょうか。

逆流性食道炎チーズを使った食事は効果あり?


逆流性食道炎の予防に効果的な食品の中には牛乳をはじめとした乳製品がありますが、本当に乳製品には逆流性食道炎を予防する効果はあるのでしょうか?実はこれらの乳製品には逆流性食道炎を抑える非常に高い効果があります。

ヨーグルトやチーズの主原料は牛乳ですが牛乳には酸を固める効果があります。逆流性食道炎で胃の中で大量に分泌される胃酸の主成分は強塩酸。その強い酸を固める事で胃の胃酸濃度を下げる働きがあります。

という事はでんぷん質の多い食品を食べ過ぎて胃酸過多になる人は一緒にチーズを食べれば問題ないのか?つまりチーズたっぷりのピザやチーズたっぷりリゾットなら逆流性食道炎の辛い苦しみを軽減できるのかといえばそうではありません

チーズは乳製品でありながらたくさんの動物性脂肪が含まれていることから、食べ過ぎれば胃酸がより多く分泌され余計に胃もたれや胸やけの原因となります。要は何事も程度問題で、食べ過ぎれば体には良くありません。

それはチーズ然りでチーズも非常に高カロリーな食品ですから、食べ過ぎれば胃もたれや胸やけ以外にも肥満の原因にもなります。従ってチーズも一日30グラム程度を目安に食べるようにすれば出過ぎた胃酸を抑制する効果が期待できるのです。

またでんぷん質とチーズの組み合わせは胃にあまり良くありません。もしでんぷん質の多い食品を採る際にはできるだけアミラーゼやジアスターゼといった消化酵素を多く含んだ大根などと一緒に食べると胃の負担は軽減できるでしょう。

パンがメインの食事で逆流性食道炎が悪化?


逆流性食道炎の食事改善のポイントはその食事内容と、食事の仕方にありますが、食事メニューの中でも出来るだけ避けた方が良い食べ物の中に炭水化物があります。特にパンやお米、ジャガイモといったでんぷん質の多く含んだ食品は逆流性食道炎に悪影響を及ぼします。

ただこれもすべてが全て食べたらダメなのではなく、あくまで程度問題で、食べ過ぎると胃もたれや胸やけの原因となりやすいため、逆流性食道炎の症状が出ている時は出来るだけこれらの食品を取る事を控えて頂く必要があります。

パンの原料は小麦ですが、小麦も体内に入ればでんぷん質に変わり、でんぷん質というのは消化に時間がかかるため、大量の消化酵素を分泌します。それによって激しい胸やけが生じやすくなるのです。

そこでパンも食べる量を決めるようにします。パンは1食で1枚とし、1日だと1枚か2枚を限度とします。そうすればそんなに胃酸の分泌をすることなく胃に負担はかかりません。またトーストに塗るバターも動物性の油ですから胃に負担をかけ、胃酸をたくさん分泌します。従ってバターを塗ることは避け、軽くジャムを塗るようにすれば思ったほど胃に負担はかからないでしょう。

そして最も重要なポイントはとにかくよく噛むことです。一口口に入れれば30回以上は噛むようにしましょう。そうすることで唾液とパンがしっかりと絡み、胃の中に送られた時に消化されやすくなります。くどいようですが炭水化物の取りすぎは激しい胸やけの原因となりますが、程度問題で全くとらないのもグリコーゲン不足で体力が持ちません。パンやご飯は量を減らすことを意識しましょう。

逆流性食道炎の効果的な食べ物はヨーグルト?


よく逆流性食道炎になると牛乳やヨーグルトをはじめとした乳製品が効果的であると言われていますが、なぜ乳製品が逆流性食道炎に効果的なのでしょうか?

まず、胃酸の成分は強い塩酸であり、その液状化した酸を硬化する働きがあるのがタンパク質です。実際にお酢の中に牛乳を入れてみるとどうなるでしょう?お酢は凝固をはじめまるでチーズのようになります。これがタンパク質の効果なのです。

このタンパク質が多く含まれている食品というと、牛乳をはじめとした乳製品があります。特にヨーグルトには乳酸菌成分も多く含まれているので、胃の中で胃酸が凝固しさらに腸の中の活動も促進させる働きがあります。

逆流性食道炎の症状として逆流する胃酸が食道内を通過する事で猛烈な痛みや不快感を生じますが、胃酸がヨーグルトによって凝固され、胃酸濃度が低下すると逆流する胃酸の量も減り、症状は緩和されます。しかしこの症状が出た時にヨーグルトを飲用する効果は一時的なものであり、継続して胸やけの症状があるのであれば、一度根本から治療した方がよさそうです。

また逆流性食道炎の患者の多くは体格の良い人が多いため、ズボンの締めすぎなどで日常生活から腹圧がかかりやすい環境。そして夜のお付き合いも多いことから食生活は乱れやすく、アルコールの量も多くなりがちです。

逆流性食道炎の症状の多くはこういった生活習慣をちょっと変えるだけでも大きく変化します。症状の緩和を考えるのであれば、まず、ヨーグルトを食べながら生活習慣の見直しを行い、薬物治療していく事が効果的です。

逆流性食道炎の食事に納豆は有効か?


逆流性食道炎とは別名、胃食道逆流症と呼ばれ、出過ぎた胃酸が胃から食道内を逆流し、強い胃酸が喉を焼いたり、ひどいときにはそのまま嘔吐することもある厄介な病気で、即効性のある薬は今のところなく、かなり根の深い病気である為根気よく治療する事が求められる病気です。

ただ逆流性食道炎は完治しないまでも、日常生活のちょっとした工夫と改善でその症状が大きく軽減する事ができるのも特徴で、特に食事に関してはタンパク質を取ることで、胃の中の胃酸を凝固させ、胃酸濃度を低下させることができ、薬を使った治療に比べ体にかける負担が少ないのが特徴です。

ではこのたんぱく質を多く含んだ食品というのはどういったものになるのかというと牛乳、チーズ、ヨーグルトといった乳製品をはじめ、豆腐、納豆といった大豆性たんぱくも有効です。ただ納豆も胃に優しい食品ではあるものの、食べすぎには注意で、毎日何個も食べると痛風になるリスクがありますから、せいぜい一致日1パックか2パック程度に抑えておくようにします。

しかしこの納豆が逆流性食道炎にどれだけ効果があるのかについては、一緒に食べるご飯の量にもよります。納豆が出過ぎた胃酸の抑止力になっていたとしても、でんぷん質を多く含んだご飯は胃酸の分泌を促進させますから、食べ過ぎは胃に大きな負担をかけます

ですからもし納豆を食べるときは、できるだけご飯の量は少なめに。また納豆の量も少なめにする必要があり、全体的に胃に負担をかけないように調整することが重要です。


逆流性食道炎が自宅で根本的に改善できる